10月に入りまして国勢調査の時期になりましたが、一般的でないと思われる調査に、中小企業実態基本調査というのがあります。
詳しくは、このページを参照頂ければよいのですが、平成16年から毎年行われているらしく今年はうちの会社にも調査がありました。
調査内容は、いわゆる決算の内容にプラスして、従業員の数やその他の質問があります。印象に残ったのは、『貸し渋りにあってますか?』とか『電子商取引の売上に占める割合は?』とかがありました。
調査結果もみることができまして、例えば、平成21年確報で
・売上高の内訳、産業別・従業者規模別表をみますと、情報通信産業の一人当たりの売り上げ高が、
法人企業 約1400万円
個人企業 約 500万円
となっているようです。IT産業の場合、個人企業というのはほとんどフリーランスのエンジニアだと思われますので、フリーランスのエンジニアの収入が約500万円といったところになるようです(もちろんあくまでも平均になります)。また法人企業の場合では外注やハードウェアの仕入れ等も行っていると思いますので一人当たりの売上高を計算すると個人企業よりも高くなるかと思います。
また、先ほど出てきました、電子商取引についてですが、
・電子商取引 産業別・売上高階級別表をみますと、全体的には、概ね
実績が上がらなかった | 10% |
売上高に占める割合が10%未満 | 50% |
売上高に占める割合が10%以上 | 25% |
まだやっていない | 15% |
とのことで、ECサイトに関してはこれからは、新規開発というより、売上アップの為のコンサル的な仕事の需要が増えるかと思われます。
もちろん私もその手のご相談にのることができますので、相談毎などありましたらこちらにアクセス下さい(って最後の締めが宣伝か・・・)。